愛犬の下痢が止まらない・・・。コロコロうんちを取り戻す漢方治療のご案内

愛犬が座り込んでおなかを下している姿を見るのは、飼主さんにとってつらいものですね。下痢を治療しても改善しない、薬を中止するとすぐに再発するような頑固な下痢に、漢方治療が有効な場合があります。ここでは、犬のしつこい下痢に漢方薬が効果を示した事例をいくつかご紹介します。
胃腸の調和をとる半夏瀉心湯
・チワワ オス 6歳
・転居後下痢が始まり、治療薬を中止するとすぐ症状に戻る。
・3歳頃より副腎のホルモンバランスが崩れ、ホルモンの補充を行っている。
・ホルモン疾患が見つかった際も、下痢嘔吐を繰り返し通常の治療に反応しなかった
新しい環境になじめず1ヶ月ほど下痢が続いていた下痢が、胃腸を温める作用と炎症を取る(冷やす)作用のバランスの取れた半夏瀉心湯を処方することで改善しました。

冷え切った腸を鼓舞する真武湯
・MIX犬 オス 7歳
・甲状腺癌の手術後、その後下痢が改善せず。
・西洋薬に反応せず、当院で半夏瀉心湯にて一時的に改善
・その後脾臓の悪性腫瘍が発見され、手術後に下痢が再発
度重なる癌・悪性腫瘍の発生と手術で、体力を消耗し、胃腸が冷え切ってしまった(自律神経のアンバランスと機能低下)症例です。半夏瀉心湯に、「附子」と呼ばれる内臓を温める作用が強力な生薬の入った真武湯を合わせて処方しました。便が固まり、現在も服用を継続しています。

子犬子猫の長引く下痢に黄耆建中湯
・検便で病原性細菌、原虫、寄生虫が見つからず、食事変更でも改善しない
・胃腸虚弱とされる体質の子犬、子猫
黄耆建中湯と呼ばれる漢方薬があります。胃腸の機能が未発達な子犬・子猫の胃腸には、おなかに手を当てるようにじんわり温めて発育を助ける優しい漢方薬が効果的です。

自律神経のバランスが崩れて胃腸がうまく働けない、胃腸が冷えている、虚弱になっている、そんな病態の下痢には漢方薬が有効です。他に当院で下痢に使用する漢方薬には、参苓白朮散、葛根湯、芎帰調血飲第一加減、柴胡桂枝湯、人参湯、附子理中湯、猪苓湯、五苓散、八味地黄丸などがあります。
愛犬の長引く下痢には、漢方治療だけでなく、食事の改善が有効なケースがあります。あじな動物病院では手作り食のご相談も承っております。
もし愛犬の下痢が治らずお悩みの際は、お電話にてご予約をお取りください。
あじな動物病院の電話番号は
0829−39−6292
🦴噛み、吠え、トイレ、爪切り、歯磨き|犬との暮らしでお困りの時は
🍲犬たちが元気に過ごすためには、
食病気の治療、食事の工夫や栄養面だけでなく、
安心して暮らせることも大切です。
あじな動物病院では、
院長が体の健康を、行動科(薫先生)が犬との暮らしや行動面を担当し、
犬たちの生活の質(QOL)と幸福を心と体の両面から支えています。
🦴噛み、吠え、トイレ、爪切り、歯磨きなど、
犬との暮らしでお困りの時は、
あじな動物病院行動科にご相談ください。
→ あじな動物病院行動科HPはこちらから
https://ajinavc-behaviorsec.com
