針治療は完全予約制となっております。電話にて予約の上ご来院ください。

犬の食事への想い

あじな動物病院の院長、中西遵(なかにし・じゅん)と申します。

犬が喜び、かつ元気になる方法があれば良いと思いませんか?

それを叶(かな)える方法の一つが毎日の食事を工夫することです。私が獣医師になってから二十数年、犬の遺伝子解析が進み、犬に必要な栄養素・食事の概念はがらりと変わりました。犬の食性は肉食のオオカミでも、雑食の人間とも異なり、スカベンジャー(Scavenger)=お掃除屋と呼ばれています。炭水化物についてはオオカミよりは少しだけ得意だけれど人間ほど食物繊維は必要ない。動物性タンパク質・脂質についてはヒトより多めに必要な生き物です。

犬はなぜ病気になるのか?その一つの答えが犬の食性に合っていない「食事」です。丈夫な体を作る材料、良質な動物性タンパク質や必須脂肪酸、天然組成のミネラルなどが不足している。体に害をなす添加物や化学物質が含まれる同じフードを毎日食べている。

季節によって食材に含まる栄養素の量は変わります。「旬」の食材は体に栄養素が豊富で、逆に害をなす物質の量は一番少なくなります。新鮮な食材は体に潤いと元気を与え、よく煮込んだ食事は消化に優しく、溶け出した成分が協力しあって体を守ってくれます。色々なお肉・魚・卵に季節の野菜や果物を加え、一緒に食事を楽しむことが犬の健康な体と幸せな暮らしの手伝いをしてくれると私は考えています。

当院では椎間板ヘルニアになってしまった犬に針治療をしています。治療が終わり、無事に歩けるようになったからと言って、そこがゴールではありません。「再発させないためにはどうするか?」を考えます。椎間板ヘルニアになりやすい犬種なので仕方がない、ではなく、椎間板を構成する物質の主たるものが「コラーゲン」であれば、食事にコラーゲンの合成を助ける材料を豊富に盛り込んで再発を予防してあげたいと想います。一例としては、「ボーンブロス」を食事に加えることをオススメしています。骨をことこと煮込んだコラーゲンの材料がたっぷりのスープです。

こちらをクリックするとボーンブロスの作り方YouTubeページへ

皮膚が乾いてカサカサの犬ならば、元気なバリアを作る必須脂肪酸の豊富な食材を提案します。てんかん発作で困っている犬には、発作を緩和し脳に必要な中鎖脂肪酸がたっぷりの食材を加えてもらいます。病気を治療するだけではなく、いかに予防するか?愛犬が喜ぶ、体が元気になる食事を飼い主の方と一緒に考えていきたい、それがあじな動物病院のミッションです。

あじな動物病院 院長

中西 遵

過去に行なわれたあじな動物病院主催の犬の健康・食事に関するセミナー一覧
2021年
目指せ元気なシニア犬〜長生き遺伝子を活性化する方法〜
ドッグフードのラベルの読み方・選ぶコツ(YouTubeで無料公開中
脳科学と東洋医学が教えてくれるワンコの体質セミナー
わんこを守る食の授業〜総合栄養食を与えているのに犬に病気が多いのは、なぜ?〜
2022年
わんこの栄養学〜タンパク不足と無駄な糖質、ベトベト油から老化とゾンビ細胞〜
シニアわんこの食事の秘密
わんこを癒やす魔法のスープ〜コラーゲンが犬を潤すボーンブロス〜
2023年
わんこを育む食の授業〜肉食ごはんの始め方、ちょっと気になる生食の科学〜
わんこの腸活セミナー~油を極めておなかの中から元気モリモリ~

過去にあじな動物病院で行われた、わんこのお食事セミナーはこちらからご購入いただけます。

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私がこの記事を書いています

釧路市生まれの旭川育ち。2000年北海道大学獣医学部卒業。広島県廿日市市あじな動物病院の院長。また一緒に歩こうを合言葉に、椎間板ヘルニアの犬に鍼治療を行い、元気になったワンちゃんには体を丈夫にするお手伝いを「あじなのお食事相談」にて一緒に考えてまいります。

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